12月25日 白隠慧鶴(禅僧)

煩悩即菩提

白隠 慧鶴(はくいん えかく、貞享2年12月25日(1686年1月19日) – 明和5年12月11日(1769年1月18日))は、臨済宗中興の祖と称される江戸中期の禅僧である。

子どもの頃に聴かされた地獄の責め苦が恐ろしくこれを避けるために出家を決心し、大悟するまで、白隠は悩み、苦しむ、増上し、慢心する。その折々に励ました、また戒めた言葉がある。それが道中の工夫は静中に勝ること百千億倍であるという意味の「道中工夫」と、「煩悩即菩提」である。この意味は「大きな迷いがあれば、大きな悟りがある。問題のないところに答えはない」である。迷いのない人生は悟りのない人生だ。できるだけ大きく迷え。大きな迷いが大きな悟りを得た白隠をつくったのだ。気を楽にして大いに迷おうではないか。

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【久恒啓一】
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