4月16日 坂上二郎(コメディアン、俳優、歌手)

夢は諦めたら消えちゃう。だから諦めたらいけない

坂上 二郎(さかがみ じろう、1934年4月16日 – 2011年3月10日)、は、日本のコメディアン、俳優、歌手。通称「二郎さん」。

一世を風靡したコント55号。萩本欽一は台本を無視して無理難題をふっかけるが、坂上はそれをすべてクリヤーし笑いを誘う。その芸は見事だった。最高の受け役だった。坂上二郎さんは、歌手を目指して上京し、さまざまな職業を経験、キャバレーの営業等で食いつないでいた。1966年にコント55号でようやく表舞台に立った。その二郎さんがいう「夢」の言葉には説得力がある。

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4月16日 川端康成(小説家、文芸評論家)

夫を持ったり、子供を持ったりするたびに、人間の心の眼は開けてゆくものだよ

川端 康成(かわばた やすなり、1899年(明治32年)6月14日 – 1972年(昭和47年)4月16日)は、日本の小説家、文芸評論家。

この言葉は川端の著書「結婚の眼」に出てくる言葉である。若い女性に向けての言葉だろうが、男性にも同じことがいえる。家族を持つことで新しい体験があり、それにつれてさまざま感情の振れが起こり、人情の機微がしだいにみえてくる。そして小説や舞台や絵などがより深く理解できるようになっていくということだろう。

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4月15日 山本丘人(日本画家)

個性を生かしぬく人。それを深く掘り下げて行く人は、何よりも立派である

山本 丘人(やまもと きゅうじん、1900年(明治33年)4月15日 – 1986年(昭和61年)2月10日)は、日本画家。文化勲章受章者。
東京美術学校卒業。その後松岡映丘に師事。1944年(昭和19年)東京芸術大学助教授、1947年(昭和22年)女子美術専門学校(現女子美術大学)教授に就任、多数の後進を育てる。

箱根の成川美術館は成川實が20年間に日本画を4000点集めた美術品を展示する美術館であるが、山本丘人の絵は200点ある。そこで開催された「山本丘人と堀文子」展を見た。二人とも「同じものは描かない」が信念だ。丘人は表現の方法を新しく模索して、その作品は自らの心象風景として昇華していく。個性を強く、深く掘り下げて、優れた人格にまで結晶させた山本丘人。それは今なお健在の弟子・堀文子の評でもうかがい知れる。

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第14回 内村鑑三 (音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』)

音声講座 受付中

「何人にも遺すことのできる本当の最大遺物は何であるか、それは勇ましい高尚なる生涯である」

『ビジネスに活かす偉人』第14回はキリスト教思想家、文学者の内村鑑三です。
ビジネスパーソンにとってとても勉強になる講座です。

詳細は下記のページを御覧ください。
https://meigen.koelab.net/

本編でお会いできるのを楽しみにしています。

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4月15日 リンカーン(アメリカ合衆国の政治家、弁護士)

世には卑しい業なく、ただ卑しき人あるのみ

エイブラハム・リンカーン(1809年2月12日 – 1865年4月15日)は、アメリカ合衆国の政治家、弁護士である。

職業に貴賎はない。どのような仕事についても、卑しい人にならないことだ。

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4月14日 トインビー(歴史学者)

国家の衰亡につながる一番厄介な要因は、自分で自分の事を決めることができなくなったときだ

アーノルド・トインビー(1889年4月14日—1975年10月22日)は、イギリスの歴史学者。主著は『歴史の研究』全25巻、『試練に立つ文明』。

やはり、偉大な歴史学者トインビーの文明、国家、社会に関する叡智にあふれた洞察は響く。挫折の原因は外部環境ではない。内部の不和と分裂なのだ。「自分で自分の事を決めることができない」ときに、人間集団で構成される組織は衰亡する。その極点が国家であり、そして国家群が織りなす文明である。

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4月14日 上坂冬子(ノンフィクション作家)

職場での仕事なんて、はっきり言ってつまらないものが多い。そのつまらない仕事をどうやりこなすか、そのつまらない仕事を通じて自分をどう鍛えてゆくか、自分なりに考え、自分なりの手作りの生きがいを持つことが大事だと思う。

上坂 冬子(かみさか ふゆこ、1930年6月10日 – 2009年4月14日)は、日本のノンフィクション作家。

仕事は取り組み方次第だ、とベテランOLだった上坂は言う。お茶くみも含めてつまらない仕事も自分を鍛える材料だ。働きがい、生きがいとは、与えられるものではない、手作りで、自分で創りあげていくものなのだ。会社勤めで得たであろうこの言葉には真理がある。

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4月13日 吉行淳之介(小説家)

私は自分の持病と一生連れ添う覚悟を決めています。できるだけ病気を飼い慣らしておとなしくさせるという方針を立てました

吉行 淳之介(よしゆき じゅんのすけ、1924年(大正13年)4月13日 – 1994年(平成6年)7月26日)は、日本の小説家。代表作に『驟雨』『砂の上の植物群』など。対談やエッセイの名手としても知られた。

そして「持病というものは飼い馴らして趣味にするより仕方がない」と病弱の運命を悟った言葉も遺している。吉行は病気の宝庫だった。アトピー、喘息、腸チフス、結核、躁と鬱、白内障、乾癬、肝炎、、、。病気と闘い、入退院を繰り返しながら、膨大な作品を描いた。よく70歳まで生きたという感じもする。怒涛の仕事量をこなしきれたのは「病気を飼い慣らす」ことを上手に成し遂げたからだろう。この決意と実行は大したものだ。

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4月13日 後藤新平(医師、官僚、政治家)

カネを残すのは下、事業を残すのは中、人を残すのは上

後藤 新平(ごとう しんぺい、安政4年6月4日(1857年7月24日) – 昭和4年(1929年)4月13日)は日本の医師・官僚・政治家。

人は人生で何を遺すべきか。内村鑑三は「金、事業、思想、さもなくば高尚なる人生」と言ったが、後藤は、人、事業、金という順番を示した。人を残すことが最上であるという考え方である。広い意味での教育、人材の発掘と育成を重視する。金は無くなり、事業は頓挫する。しかし、人は事業を生み、金をつくることができる。人づくりこそがもっとも価値が高い。

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4月12日 頭山満(アジア主義者、玄洋社総帥)

人間は火のついた線香じゃ。それに気がつけば誰でも何時かは発憤する気になるじゃろう。老若誠に一瞬の間じゃ、気を許すな

頭山 満(とうやま みつる、安政2年4月12日(1855年5月27日) – 昭和19年(1944年)10月5日、幼名:乙次郎)は、明治から昭和前期にかけて活動したアジア主義者の巨頭。玄洋社総帥でもある。

火のついた線香である人間は、時限爆弾を抱えながら生きていることになる。時々刻々とその日は迫りつつある。この短い期間に気を許して時間を無駄にするな、発憤せよ、それが頭山の気概に満ちた言だ。

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