9月21日 樫山純三(実業家、競走馬の馬主)

実行力に増して先見性やアイデアが重要なのだ

樫山 純三(かしやま じゅんぞう、1901年9月21日 – 1986年6月1日)は日本の実業家、競走馬の馬主。

樫山純三の時代を読む先見性と独創的なアイデア、そしてそれを推進する実行力は、本業で遺憾なく発揮されたが、さらに人生の後半には国際的なホースマン(馬主)、国際的人材の育成という面にも大いに発揮された。先見性とアイデアと実行力が見事な人生を描いたのだ。

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9月21日 宮澤賢治(詩人、童話作家)

何がしあわせかわからないです。本当にどんなに辛いことでも、それが正しい道を進む中の出来事なら峠の上りも下りもみんな本当の幸せに近づく一足ずつですから

宮沢 賢治(みやざわ けんじ、正字: 宮澤 賢治、1896年8月27日 – 1933年9月21日)は、日本の詩人、童話作家。

宮澤賢治の生まれた年に明治三陸地震があり、没した1933年には昭和三陸地震があった。天災と凶作の37年間だった。賢治は、1920年に田中智学が創設した日蓮主義の在家信仰団体・国柱会に入会する。そして「法華文学ノ創作」を志す。この世を浄土にしようと願い南無妙法蓮華経を唱えながら現世の改革にあたろうとする日蓮宗である。死後発見された手帳に記された「雨ニモ負ケズ」の最後の「ソウイウモノニ私ハナリタイ」のさらに最後に「南無妙法蓮華経」と書いてあった。
世の中を正しい方向に向けて変えていこうという日蓮宗徒の宮澤賢治。正しい道を歩むことが幸せへの道である。

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9月20日 大野伴睦(政治家)

猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちればただの人だ

本名:大野 伴睦(おおの ともちか)、1890年(明治23年)9月20日 – 1964年(昭和39年)5月29日)は日本の政治家。自由民主党副総裁。

冒頭に掲げた猿と代議士を比較した名言は、今でも選挙が近づくと目にする機会が多い。功罪はあったが、このようなエピソードや名言を眺めると、やはり魅力のある人物だったようだ。

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9月20日 鈴木梅太郎(農芸化学者)

放っておいても一人前にやってゆく連中は心配しないが、そうでない教え子ほど可愛い、、

鈴木 梅太郎(すずき うめたろう、1874年4月7日 – 1943年9月20日)は、戦前の日本の農芸化学者。米糠を脚気の予防に使えることを発見した事で有名。勲等は勲一等瑞宝章。東京帝国大学名誉教授、理化学研究所設立者。帝国学士院会員。文化勲章受章者。享年69。

半年遅れの9月卒業式のときに、こういった鈴木梅太郎の言葉を引用して挨拶することがある。確かに、心配するということはかわいく思うことでもある。

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9月19日 小畑勇二郎(政治家)

亨けし命をうべないて

小畑 勇二郎(おばた ゆうじろう、1906年9月19日 – 1982年10月5日)は日本の政治家。位階は従三位。勲等は勲一等。秋田県知事を6期24年務め、秋田県の発展に尽力した。

勇二郎は読書家で、かつ名文家であった。『続・亨けし命をうべないて 県政覚え書き』では、自ら筆をとった「忘れ得ぬ人々」というタイトルで「水交わ通信」に連載した文章が載っている。亡くなった方の追想であるが、それぞれとの出会いやふれあいが、心のこもった達意の文章で語られている。重宗雄三、吉田季吉、蓮池公咲、、、など30人の人生とふれあいがわかる。筆者は最後に一口にいって「一所懸命に生きている人」だと述べている。
「人間の運命というものは判らんもんだ。ワシは、あの時、クビになったおかげで知事になったようなもんだ」と小学校の代用教員をクビになったときのことを勇二郎は述懐している。小畑勇二郎は、自らが背負った宿命を、高い使命にかえて、一所懸命に生き切った人であると思う。

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9月19日 正岡子規(俳人、歌人、国語学研究家)

こは長きも二十行を限りとし短きは十行五行あるは一行二行もあるべし

正岡 子規(まさおか しき、1867年10月14日(慶応3年9月17日) – 1902年(明治35年)9月19日)は、日本の俳人、歌人、国語学研究家。俳句、短歌、新体詩、小説、評論、随筆など多方面に亘り創作活動を行い、日本の近代文学に多大な影響を及ぼした、明治時代を代表する文学者の一人であった。死を迎えるまでの約7年間は結核を患っていた。

「墨汁一滴」には、食べ物の薀蓄、歌に関する知識、人物胆、俳句、万葉集賛歌、闘病の苦しさ、少年時代の思い出、漱石のこと、試験の話など、優れた批評精神と好奇心のおもむくまま豊かな精神生活を感じさせる文章が並んでる。テーマ、スタイルなどが多彩にひろがっていて、子規の世界を堪能させてくれる。随筆に現われる子規は実に魅力的だ。
現代のブロガーは子規に学びたい。

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9月18日 土屋文明(歌人、国文学者)

我にことばあり

土屋 文明(つちや ぶんめい、1890年(明治23年)9月18日(戸籍上は1月21日) – 1990年(平成2年)12月8日)は、日本の歌人・国文学者。

「本来の仕事である日本文化向上のための仕事をどんな形で実行していったらよいか」
「作歌は我々の全生活の表現であって、短歌の表現はただちにその作者その人となる」
「この新しい事態を諸君がいかに実践して居るか、その生活の真実の表現をこそ吾々は聞かむと欲して居るのである。そこにまだ短歌として開拓されない、ひろい分野が在るやうの私は思ふ」
「世の動きに無関心で居るといふ意味ではない。実は運動や討論よりももっと根本的な所に関はろうとするからである」
「生活と密着な文学として短歌は滅びない。実際短歌は生活の表現というのではもう足りない。生活そのものというのが短歌の特色。、、その少数者は「選ばれた少数者」の文学。、、」
「現実主義(リアリズム)ということに尽きる」など、文明は力強い主張をして同学の人々を励ました。そして、100歳と2ヶ月という長寿をもって、一筋に精進を重ねた。この人は100歳時代のモデルである。

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9月18日 徳冨蘆花(小説家)

人間は書物のみでは悪魔に、労働のみでは獣になる

徳冨 蘆花(とくとみ ろか、1868年12月8日(明治元年10月25日) – 1927年(昭和2年)9月18日)は、日本の小説家。享年60。

この「悪魔と獣」の言葉には凄みがある。書物を毎日読んでいて労働をしない頭でっかちは悪魔になる。逆に労働のみで書物に触れずに酒とテレビで毎日を惰性的に送るならば野獣と同じだ。人間は悪魔と獣との間にある。肉体と精神のバランスをとるべきだ。労働しながら書物を読み続け、自分で考えよう。それが人間の証だ。

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9月17日 塚本幸一(実業家)

リーダーというものは、下に対して俺を信頼しろというのではなく、まず自らが下を信頼すること。すべてはそこからはじまります

塚本 幸一(つかもと こういち、1920年9月17日 – 1998年6月10日)は日本の実業家。ワコール創業者。

この塚本幸一が住んだ京都の自宅にお邪魔したことがある。息子の能交さんが参加している会のイベントで訪ねたのだ。よく考えられた建物と庭の美意識に感動したことを思い出す。部下を信頼することから始めよ、という塚本幸一のリーダー論は腑に落ちる。「上、下をみること3年、下、上をみること3日」というリーダーを戒める恐るべき言葉を思い出した。

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9月17日 若山牧水(歌人)

足音を 忍ばせて行けば 台所に わが酒の壜は 立ちて待ちをる

若山 牧水(わかやま ぼくすい、1885年(明治18年)8月24日 – 1928年(昭和3年)9月17日)は、戦前日本の歌人。

生涯で8800 の歌を詠んだ牧水には自然と口ずさむことの多い名歌が多いが、酒の歌はまた格別でもある。その中でも冒頭に掲げた名歌はユーモラスで一番好きな歌だ。

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