8月23日 木川田一隆(実業家)

内部情報を正しく把握するためには待っていてはダメだ。自分で取りに行くことが大事なんだよ

木川田 一隆(きがわだ かずたか、1899年8月23日 – 1977年3月4日)は、1950年代から1960年代にかけて活躍した日本の実業家。東京電力社長や、経済同友会代表幹事(1960年〜1962年(複数代表幹事制)、1963年〜1975年)を歴任した。

組織のトップには、耳障りのいい情報はフォーマルな形で黙っていても入っってくるが、悪い情報、最前線の現場情報の本当の情報は、なかなか入ってこない。そのことによって、間違った判断に直結する恐れが常にある。だから、意識的にインフォーマルな独自の情報源を持つようにして、組織を立体的に把握する必要がある。原発事故を起こした東電の後輩たちははこの言葉をどのように受け止めるだろうか。

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8月23日 黒田清隆(内閣総理大臣、薩摩藩士、陸軍軍人)

大隈どん、貴君の片足を失ったのは、私の片足を失ったより残念じゃ

黒田 清隆(くろだ きよたか、天保11年10月16日(1840年11月9日) – 明治33年(1900年)8月23日)は、内閣総理大臣(2代)、薩摩藩士、陸軍軍人。薩摩藩出身。薩長連合の成立に寄与。戊辰戦争では五稜郭の戦いを指揮。維新後は開拓次官、のちに同長官として北海道経営にあたり、札幌農学校の設立、屯田兵制度の導入などを行う。農商務相、首相を歴任し、大日本帝国憲法の発布式典にかかわった。その後枢密顧問官、枢密院議長等を歴任した。8月23日、59歳で没。

外国人判事を導入するという条約改正案を出した大隈重信に対し、玄洋社の来島恒喜が爆弾を投げ、大隈は片足を切断した。大隈重信を黒田総理が見舞った時に大隈外相ににかけた言葉である。

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8月22日 出光佐三(実業家、石油エンジニア、海事実業家)

愚痴をやめよ。ただちに建設にかかれ

出光 佐三(いでみつ さぞう、1885年8月22日 – 1981年3月7日)は明治から戦後にかけての日本の実業家・石油エンジニア・海事実業家。石油元売会社出光興産の創業者。

戦後倒産の危機にあったとき、出光佐三が社員全員に向かって発した第一声がこの言葉だった。「愚痴をやめよ、世界無比の三千年の歴史を見直せ。そして今から建設にかかれ」、愚痴は何も生まない。愚痴は同僚を疲弊させ、空気を淀ませる。沈滞した空気を切り裂くのはリーダーの未来を信じる言葉だ。建設の槌音が聞こえる職場は負けることはない。

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8月22日 向田邦子(脚本家、エッセイスト、小説家)

どこで命を終わるのも運です。、、骨を拾いにくることはありません

向田 邦子(むこうだ くにこ、1929年(昭和4年)11月28日 – 1981年(昭和56年)8月22日)は、テレビドラマ脚本家、エッセイスト、小説家。第83回直木賞受賞。

向田邦子は1981年、台湾での航空機事故で死去。「どこで命を終わるのも運です。、、骨を拾いにくることはありません。」、この遺書は2年ほど前に書かれている。飛行機事故(1981年8月22日)を想定していたかのようだ。「死んだ後も人に思い出してもらえるようなものを書こう」と本人が言っていたように、冒頭の言葉は自ら選び取った生き方への矜持が滲む言葉である。

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8月21日 遠山啓(数学者)

偏るのがなぜ悪いのでしょう。過去において『何か』をやった人はたいてい何かひとつの事で優れて偏った人です

遠山 啓(とおやま ひらく、1909年8月21日 – 1979年9月11日)は、熊本県下益城郡(現・宇城市)出身の日本の数学者。数学教育の分野でよく知られる。

遠山啓は、『無限と連続』『数学入門』などの名著を世に送っただけでなく、狭い意味での数学者を超えた行動する数学者であった。この名前は私の世代には馴染みが深い。晩年には堅苦しい「数学」イメージを解き放つために、「数楽」と書き換えることでその楽しさを強調しようとしたこともある。この数学という思想を究めた知的巨人は、若者たちに「偏れ」と語る。平均的な人間には突破力は備わっていない。ある分野に突出した人間によって次の時代が開く。

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8月21日 むのたけじ(ジャーナリスト)

『反骨のジャーナリスト』というのは、、二重形容だ

むのたけじ(本名:武野 武治、1915年1月2日 – 2016年8月21日)は、日本のジャーナリスト。

そもそも、反骨ではないジャーナリストというものは存在しない。解説や擁護はジャーナリズムではない。ジャーナリズムの本質を一言で述べた名言だ。ここに人生100年を真摯に生きた人がいる。

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8月20日 高杉晋作(長州藩士)

男子というものは、困ったということは、決していうものじゃない

高杉 晋作(たかすぎ しんさく、天保10年8月20日(1839年9月27日)- 慶應3年4月14日(1867年5月17日))は、江戸時代後期の長州藩士。幕末に長州藩の尊王攘夷の志士として活躍した。

幕末の風雲児高杉晋作は、「大閣も天保弘化に生まれなば 何も得せずに死ぬべかりけり」と言い、時代の転換期に躊躇なく決断し、果断に実行していった。そして野村望東尼が下の句をつけたように「面白きこともなき世を面白く」と考えており、どのような場面でも「困った」とは言わない。取るべき行動はいつも明確だった。「弔むらわる人に入るべき身なりしに 弔むらう人となるぞ はづかし」とも言ったが、奇兵隊総督として江戸から明治も大転換の先駆けとなり、27歳という若さで没し、不朽の名を残した。

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8月20日 細川幽斎(武将、大名、歌人)

物の成る人、朝起きや身を働かせ小食に灸をたやさず。物の成らぬ人、夜遊びや朝寝昼寝に遊山好き引っ込み思案油断不根気

細川 幽斎(ほそかわ ゆうさい)/ 細川 藤孝(ほそかわ ふじたか)(天文3年4月22日(1534年6月3日)- 慶長15年8月20日(1610年10月6日))は、戦国時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。歌人。幽斎は雅号。法名を玄旨。

足利幕府、織田政権、豊臣政権、徳川幕府と、変転きわまりない時代に、権力の趨勢と変転を見極めて、生き抜いたこの不世出の人物が、冒頭の言葉を言ったと新渡戸稲造の本にある。この「物のなる人・ならぬ人」も、「中庸という大道」という生き方といい、意外なことだが権謀術数の人というより、至誠の人というべきか。
物の成らぬ人として例示されている行動や心根は、自己を顧みて改めて反省!

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8月19日 オーヴィル・ライト(発明者、世界初の飛行機パイロット)

ウィルと私は夢中になれるものがあったので、朝が待ち遠しくて仕方がなかった。それが幸せというものさ

オーヴィル・ライト(1871年8月19日 – 1948年1月30日)ライト家の四男でウィルバーの弟。オハイオ州デイトン出身。
ウィルバー・ライト(1867年4月16日 – 1912年5月30日)ライト家の三男でオーヴィルの兄。インディアナ州東部の小さな村ミルビル(英語版)出身。
ライト兄弟(ライトきょうだい)は、アメリカ出身の動力飛行機の発明者で世界初の飛行機パイロット。世界最先端のグライダーパイロットでもあった。自転車屋をしながら兄弟で研究を続け、1903年に世界初の有人動力飛行に成功した。

「我々は、飛行機はきっと空を飛ぶと確信していた」とオーヴィルは語っている。「朝が待ち遠しい」というほどの大プロジェクトを、夢中になって突き進み目的を遂げた。確かにオーヴィルが言うように幸せな日々だったろう。

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第32回 中野孝次(音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』)

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「自分になりきるとは、自分だけの言葉を持つことだ。自分の言葉ばかりで物を言うようになったとき、人ははじめて真の自分を獲得し、自分を全肯定できるのだ」

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