11月1日 中江兆民(思想家、ジャーナリスト)

民主の主の字を解剖すれば、王の頭に釘を打つ

中江 兆民(なかえ ちょうみん、弘化4年11月1日(1847年12月8日) – 明治34年(1901年)12月13日)は、日本の思想家、ジャーナリスト。

「自由はとるべきものなり、もらうべき品にあらず」と自由の本義を語る兆民は、民が王の頭に釘を打つのが民主であると喝破した。冒頭の言葉はリズムがよく覚えやすい。

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10月31日 蒋介石(政治家、軍人)

仇に報いるに徳をもってせよ

蒋 介石(しょう かいせき、繁体字:蔣介石、1887年10月31日 – 1975年4月5日)は、中華民国の政治家、軍人。

この儒教思想によって台湾は日本に対する賠償を放棄した。しかし、日本兵として戦って亡くなった当時の植民地の台湾の軍人8万人(戦死者3万人)・軍属軍夫13万人には、日本国籍を有しないという理由で遺族年金・軍人恩給等の「戦後補償」は行われていない。この点は深掘りしたい。

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10月30日 ドストエフスキー(小説家・思想家)

他人のために自分を忘れること、そうすればその人たちはあなたを思い出してくれます

フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(1821年11月11日(ユリウス暦10月30日) – 1881年2月9日(ユリウス暦1月28日))は、ロシアの小説家・思想家である。

ドストエフスキーは、自分を忘れて他の人のために尽くせ、そうすれば他人はお前に感謝するだろう、という。。自分のためだけであると、人は頑張りがきかないらしい。他人のためという目的が入ると、最後までものごとを遂行する力が湧くのだ。

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10月29日 井伊直弼(幕末の譜代大名、江戸幕府の大老)

一期一会

井伊 直弼(いい なおすけ。文化12年10月29日(1815年11月29日)-安政7年3月3日(1860年3月24日))は、幕末の譜代大名。近江彦根藩の第13代藩主。幕末期の江戸幕府の大老。

世に埋もれている時期も、そして幕府の要職をつとめる時も、「人は上なるも下なるも楽しむ心がなくては一日も世を渡ることは難しい」という心持ちで過ごしたのである。「一生に一度」の決意でものごとに当たる心構えの井伊直弼は暗殺で斃れることはもとより覚悟の上であった。「一期一会」は厳しい言葉であると改めて思う。

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10月28日 嘉納治五郎(柔道家、教育者)

人に勝つより、自分に勝ちなさい

嘉納 治五郎(かのう じごろう、万延元年10月28日(1860年12月10日) – 昭和13年(1938年)5月4日)は、日本の柔道家、教育者である。

嘉納治五郎は、柔術を柔道に昇華させ、その柔道が多くの俊秀を生み、それが世界に広がって、目の前の道場の光景になっている。講道館では一人の志がここまで成長するということに感じ入って、講道館で練習風景を見続けたことを思い出す。
「人に勝つより、自分に勝ちなさい」と教えた嘉納治五郎の人生と業績をみると、この人こそ、自分に勝った人だと思わざるを得ない。教育者・嘉納の教えがここに凝縮されている。

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10月27日 ジェームズ・クック(海軍士官、海洋探検家、海図製作者)

これまでの誰よりも遠くへ、それどころか、人間が行ける果てまで私は行きたい

ジェームズ・クック(James Cook、 1728年10月27日 – 1779年2月14日)は、イギリスの海軍士官、海洋探検家、海図製作者。通称キャプテン・クック (Captain Cook)。

ニュージーランドのクック山やクック海峡、アラスカのクック湾など、クックを名祖とする地名は数多い。小惑星番号3061のクックや月の豊かの海にあるクレーターにもその名が付けられている。
「誰かに『ダメだ』と言われたとしても、それは最初の一歩にすぎない。習得しなければならないのは、その『ダメだ』と言うことばに打ち勝つことだ」というクックは、探検精神の持ち主であり、不撓不屈の人であった。

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10月26日 ミッテラン(政治家、フランス第21代大統領)

あらゆる権力に、対抗勢力が必要だ

フランソワ・モリス・アドリヤン・マリー・ミッテラン(’François Maurice Adrien Marie Mitterrand, 1916年10月26日 – 1996年1月8日)は、フランスの政治家。社会党所属(第一書記)。第21代大統領(第五共和政)を2期14年にわたって務めた。

「政治とは本来、科学に仕え、哲学を謙虚に具現するだけのものだ。そして政治が、大自然の智恵や人々の日々の営みを忘れ去った時、それはもう一本の切り花にすぎない。切り花はすぐに枯れる」と言うミッテランは人々の日々の暮らしを忘れたとき、根を持たない切り花となって、政治はすぐに枯れると洞察し、そして冒頭の言葉のように権力についても鋭く真実を言いあてる。資本主義には革命を主張する共産主義、企業経営には強い労働組合、政治には批判的なマスコミ、そして与党には強力な野党、大統領や首相などのトップにはその座を脅かす対抗馬が必要だ。あらゆる権力は敵対する勢力が弱ければ、緊張感が欠けて、必ず堕落し、腐敗するからだ。

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10月25日 花森安治(編集者、グラフィックデザイナー)

美しいものは、いつの世でもお金やヒマとは関係がない。みがかれた感覚と、まいにちの暮らしへの、しっかりした眼と、そして絶えず努力する手だけが、一番うつくしいものを、いつも作り上げる

花森 安治(はなもり やすじ、1911年10月25日 – 1978年1月14日)は日本の編集者、グラフィックデザイナー、ジャーナリスト、コピーライター。

国家の起こした戦争のために優れた能力を酷使した花森安治は、戦後の民主主義の世の中では、市井の人々の「暮らし」の向上のために、持てる能力と技術を余すところなく燃焼させた。「しっかりした眼と努力する手」とは、花森自身とそのチームの眼と手、そして女性読者の眼と手であろう。それらがもっとも大事な「暮らし」の美しさをつくりあげるのだ。

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10月24日 渡辺淳一(作家)

鈍さも見方を変えれば才能で、それこがそが誠実や、一途さ、信念といったものを生み出す原動力となるはずである

渡辺 淳一(わたなべ じゅんいち、1933年(昭和8年)10月24日 – 2014年(平成26年)4月30日)は、日本の作家。

私がまだ20代で北海道にいた頃、講演会を企画したことがある。渡辺淳一の名前を出したら交渉役になってしまい、何度か接触した縁もある、この作家の『鈍感力』(集英社)を2007年に読んだ。この小説家は男女の機微を描いた作品が多くファンも多いが、今回のタイトルはいつもの小説のニュアンスとは違うので、不思議に思っていた。妻がこの本を買ってきて読んだあと、「どんな本なんだ?」という私の問いかけに「そうねえ。女性の鈍感力以外のところは、お父さん(最近はそう呼ばれている)のことを書いているようです」との答えだったことを思い出した。「鈍感力」でゆこう!

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10月23日 土井晩翠(詩人、英文学者)

天上影は替らねど 栄枯は移る世の姿 写さんとてか今もなほ 嗚呼荒城のよはの月

土井 晩翠(どい ばんすい、明治4年10月23日(1871年12月5日) – 昭和27年(1952年)10月19日)は、日本の詩人、英文学者。

「空の月は永遠にかわることなく存在している。栄枯は盛衰するという人の世の姿。月はそれが真の人の世の姿であると示そうとしているのであろうか。今は荒れ果てた城には栄えた時代の光はなく、ただ夜半の月だけがみえる」

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