10月9日 薄田泣菫(詩人、随筆家)

長い文章なら、どんな下手でも書くことができる。文章を短く切り詰める事が出来るようになったら、その人は一ぱしの書き手である

薄田 泣菫(すすきだ きゅうきん、1877年(明治10年)5月19日 – 1945年(昭和20年)10月9日)は、日本の詩人・随筆家。本名、淳介(じゅんすけ)。『暮笛集』『白羊宮』などで島崎藤村、土井晩翠の後を継ぐ浪漫派詩人として登場。また、象徴派詩人として蒲原有明と併称された。大正以後は詩作を離れ、『茶話』『艸木虫魚』などの随筆集を書いた。

だらだらと長い文章を、切り詰め、切り詰めて、鋭い随筆に仕立て上げる。その究極は、一編の詩ではないか。言葉を組み立てて見事な詩を書いた泣菫にとって、人生後半に詩から離れて書き続けたエッセイは、余分な情報を盛り込むことができるからお手の物だっただろう。短文を書けるか、それが書き手の条件だ。

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10月8日 下田歌子(教育者、歌人)

何によらず、臨機の方法を求むる場合に於て、倉皇事を執れば、必ず損失ありと知るべし

下田 歌子(出生名:平尾 鉐(ひらお・せき)、安政元年8月9日(1854年9月30日) – 昭和11年(1936年)10月8日)は、日本の明治から大正期にかけて活躍した教育者・歌人。女子教育の先覚者。

この言葉の「倉皇事(そうこうごと)」とは「慌てふためく様子」の意味である。泰然自若、準備万端、心に迷いがない状態で、あわてることなく、冷静にさまざまの事にあたりたいものだ。

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10月7日 石坂洋次郎(小説家)

小さな成功よりもあなたの孕んでいる未完成の方がはるかに大きなものがあることを忘れてはならないと思う

石坂 洋次郎(いしざか ようじろう、1900年(明治33年)1月25日 – 1986年(昭和61年)10月7日)は、日本の小説家。

この作家が教え子たちに残した言葉もなかなかいい。その言葉が彼等の人生に長く影響を与え、それが残っていることが素晴らしい。石坂は一人一人にその人にふさわしい言葉を書いてあげている。素晴らしい教師だったのだ。それらの言葉の中で、冒頭にあげた、小さな完成ではなく未完成の自分を大切にせよ、というメッセージは心に響き渡る。

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10月6日 尾崎行雄(政治家)

人生の本舞台は常に将来にあり

尾崎 行雄(おざき ゆきお、1858年12月24日(安政5年11月20日) – 1954年(昭和29年)10月6日)は、日本の政治家。

1890年の第一回総選挙での31歳での当選以来、1952年の第25回総選挙(94歳)までの60数年間の議員生活、当選25回という記録は誰にも破られないだろう。冒頭の言葉は、常に将来に備え続けたその尾崎の気概を示すものと受け止めたい。

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10月5日 瀬長亀次郎(政治家)

不屈

瀬長 亀次郎(せなが かめじろう、1907年(明治40年)6月10日 – 2001年(平成13年)10月5日)は、日本の政治家。

この「不屈」は、瀬長の人生を一言で表す言葉だ。瀬長らの行った「島ぐるみ」闘争は、今日も引き継がれているようにみえる。祖国復帰を熱望した瀬長の見た祖国日本はどのように映ったであろうか。

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10月4日 レンブラント(画家)

すでに君が身につけている技術を充分発揮するように努力しなさい。そうしているうちに他のわからないこともわかってくるよ

レンブラント・ハルメンソーン・ファン・レイン(1606年7月15日 – 1669年10月4日)は、ネーデルラント連邦共和国(オランダ)の画家で、バロック期を代表する画家の1人。

今持っているものを使って、進みながら、改善を繰り返すようにしていく。頭で考えているだけでなく、実際にやってみれば、気づかなかったことも見えてくる。それが可能性を広げてくれる。レンブラントは天才を思うがままに発揮した人というより、漸進しながら成長していった人だったのではないか。

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10月3日 飯田蛇笏(俳人)

誰彼もあらず一天自尊の秋

飯田 蛇笏(いいだ だこつ、1885年(明治18年)4月26日 – 1962年(昭和37年)10月3日)は、山梨県出身の俳人。本名、飯田武治(いいだ たけはる)。別号に山廬(さんろ)。

この句は77歳のときの作である。ライバルはもはやいない、世界にただ一人の自分の道を行くだけである。世に屹立しようとする蛇笏の気概に感動する。

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10月2日 天海(僧)

気は長く、勤めは堅く、色うすく、食細くして、心広かれ

天海(てんかい、天文5年(1536年)? – 寛永20年10月2日(1643年11月13日))は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての天台宗の僧。南光坊天海、智楽院とも呼ばれる。大僧正。諡号は慈眼大師。徳川家康の側近として、江戸幕府初期の朝廷政策・宗教政策に深く関与した。

「気は長く、勤めは堅く、色うすく」は、勝海舟の座右の銘と知っていたが、その源流は天海だったのだ。108歳という長寿という説の信憑性については異論があるようだが、長寿の秘訣には納得させられる。

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10月1日 古今亭志ん朝(落語家)

この空港(ロンドンヒースロー空港)で一番働いているのは、あれかもしれませんね

古今亭 志ん朝(ここんてい しんちょう、1938年3月10日 – 2001年10月1日)は、東京の落語家の名跡。3代目の死去に伴い、現在は空席。 5代目古今亭志ん生門下より生まれた名前であり、これまで名乗った3人は全員5代目志ん生を師匠に持っていた(初代と3代目は実子)。

乗り継ぎの時間が少しあったので空港内のカフェでミルクティーを2人で飲みながら歓談した。当時のイギリスは労働党のキャラハン政権で、ストライキが頻発する異様な雰囲気だった。英国病などが盛んに論じられた頃だった。イギリス人は働かない、そういう印象を日本人は持っていた。直後の選挙で保守党のサッチャーが首相になるのだが、労働者天国の時代にまだ若い志ん朝さんを空港でもてなしたのである。
カフェではゆったりした時間が流れていた。フライトナンバーは0から9までの数字を組み合わせて表示するため、しょちゅうクルクルとボードが回っている状態だった。私たちは、それを「パタパタ」と呼んでいた。常にボードがパタパタ回っていたからだ。そのとき彼は突然こういったのだ。遠くで動いているパタパタを指で指しながら「この空港で一番働いているのは、あれかもしれませんね」と。こちらも思わず噴出してしまった。「一本取られた」という感じだった。
親しみを持ったと同時に、この着眼点は只者ではないと感心したことを思い出す。それ以来、私はすっかり志ん朝のファンになった。

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9月30日 椎名悦三郎(官僚、政治家)

余分なことを言ったりやったりすれば、面倒な場面を招くのにつながる。だから余分なことをしない「省事」の心が必要になるのさ、、、、重い地位へ就けばなおさらこの心が必要になってくるのだ

椎名 悦三郎(しいな えつさぶろう、1898年(明治31年)1月16日 – 1979年(昭和54年)9月30日)は、日本の官僚、政治家。戦前の官僚時代は岸信介の腹心として活躍し、商工次官、軍需次官などを務めた。戦後は政界入りし、内閣官房長官(岸内閣)、通商産業大臣(21代・30代)外務大臣(94-95代)、自由民主党・総務会長、政調会長、副総裁を歴任した。

「省事に如かず」は、小泉純一郎首相の座右の銘と記憶している。邪律楚材の「一利を興(おこ)すは一害を除くに如かず、 一事を生ずるは一事を省くに如かず」からきている。もともとは害や無駄を取り除く方が、始めるより大事という意味である。それに加えて、私は高い地位に就いたらささいなことに惑わされないで、本筋を常に念頭において事にあたらなければならない、と捉えたい。

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