8月4日 シェリー(詩人)

人は前を見、後ろを見、ないものに恋い焦がれる

パーシー・ビッシュ・シェリー(Percy Bysshe Shelley、1792年8月4日 – 1822年7月8日)は、イングランドのロマン派詩人。

「私たちはどこから来たのか、なぜここに存在するのか?」という普遍的な問いをシェリーは詩の中で語っている。また「詩は、ひろくいえば、「想像力の表現」あると定義できよう」と言う。恋い焦がれる「ないもの」とは人が想像で生み出したものだ。そのあこがれを表現するのが詩である。

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8月4日 土光敏夫(エンジニア、実業家)

仕事の報酬は仕事である

土光 敏夫(どこう としお、1896年(明治29年)9月15日 – 1988年(昭和63年)8月4日)は昭和時代の日本のエンジニア、実業家。石川島重工業・石川島播磨重工業 社長、東芝 社長・会長を歴任、日本経済団体連合会第4代会長に就任し、「ミスター合理化」として土光臨調でも辣腕を振るった。他方、橘学苑の理事長、校長を創設者の母から引き継ぎ、「メザシの土光さん」としても親しまれた。

仕事に成果を残すと、もう一段自分が成長できる仕事が回ってくる。給与などはちっぽけなことだ。その連続と連鎖が大事なことだ。冒頭のこの言葉には仕事に対する叡智がこもっている。

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8月3日 岩崎小弥太(実業家、三菱財閥の4代目総帥)

資本家は利潤追求を目的とするが、経営者は利潤追求を越えた目標を持つべきである。それは国家への奉仕と、国民利福の実現と、一人一人の社員の人間としての完成である

岩崎 小弥太(いわさき こやた、1879年(明治12年)8月3日 – 1945年(昭和20年)12月2日)は、日本の実業家で、三菱財閥の4代目総帥。男爵。

「利潤を越えた目標」には、文化興隆のための美術館建設も入っていたのであろう。その考え方の伝統は、2010年に開館した三菱一号館美術の存在にも引き継がれている。

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8月3日 阿川弘之(小説家、評論家)

『自分はこういう人間だ』などと決めつけるのは何とももったいないことです。人はどんどん変わっていける

阿川 弘之(あがわ ひろゆき、1920年(大正9年)12月24日 – 2015年(平成27年)8月3日)は、日本の小説家、評論家。広島県名誉県民。日本芸術院会員。日本李登輝友の会名誉会長。文化勲章受章。代表作に、『春の城』『雲の墓標』のほか、大日本帝国海軍提督を描いた3部作(海軍提督三部作[2])『山本五十六』『米内光政』『井上成美』など。

住む場所を変えて、付き合う人を変えて、環境を変えていく。そして自分をどんどん変えていこう。

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8月2日 中坊公平(弁護士)

世の中で一番大切なもの、人間にとって最も大切なもの、それは「思い出」ではないか

中坊 公平(なかぼう こうへい、1929年8月2日 – 2013年5月3日)は、日本の弁護士(大阪弁護士会)。元日弁連会長。新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)特別顧問。菊池寛賞受賞者。

この「思い出」とは、「家族と過ごした楽しい思い出。必死になって仕事に打ち込んだ思い出。心を分かち合った友人との思い出。そんな多くの思い出こそが人が生きてきた証であり、最後にやすらかな幸福感をもたらしてくれる」と本人が解説している。中坊公平はこころやさしき人であることがわかる。やはり「平成の鬼平」という名ににふさわしい。

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8月2日 古橋広之進(水泳選手、スポーツ指導者)

あきらめずへこたれず、魚になるまで水かきがつくまで泳ぐことだ

古橋 廣之進(ふるはし ひろのしん、1928年9月16日 – 2009年8月2日)は日本の水泳選手であり、スポーツ指導者。フジヤマのトビウオと呼ばれ国際大会で世界新記録を連発した伝説のスイマー。敗戦で打ちひしがれた日本国民に勇気を与えた。座右の銘は「泳心一路」。2008年には文化勲章を受賞。

目標を世界一に定める。そのためには体は魚になろう、手には水かきができるまで泳ごう。こういった使命感と高い目標が、古橋広之進をつくった。魚になるまで泳ごうとはとする決意には頭が下がる。この古橋の活躍が戦後の日本人に大きな影響を与えた。彼の活躍が戦後の日本人の気概と誇りをつくったともいえる。

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8月1日 宮本常一(民俗学者、農村指導者、社会教育家)

人の見のこしたものを見るようにせよ。その中にいつも大事なものがあるはずだ。あせることはない。自分の選んだ道をしっかり歩いていくことだ

宮本 常一(みやもと つねいち、1907年8月1日 – 1981年1月30日)は、日本の民俗学者、農村指導者、社会教育家。

宮本常一は日本を探検した人である。人々の生活誌を書いた。代表作『忘れられた日本人』を宮本は「紙碑」と言っている。石碑ではなく、紙というメディアに書いた碑である。確かに石碑に書かれた内容は時間が経つと風化し読めなくなるが、紙碑に記した内容は永遠に残る。本を書くという仕事は、紙の碑を残すという業なのだ。宮本常一の志の高さをみる思いがする。

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8月1日 阿久悠(放送作家、詩人、作詞家、小説家)

続けることがなぜ大切なのかというと、続けることによって違う方法論を編み出さなければ続かなくなってくるということなんです

阿久 悠(あく ゆう(AKU YUU)、1937年2月7日 – 2007年8月1日)は、日本の放送作家、詩人、作詞家、小説家。

長い月日をかけてものごとを続けると、自身のまわりではさまざまの事件が起こり、いつでも中断の危機がそこにある。また自分自身のやる気も高低があり、やはり中断の危機は簡単にやってくる。そういった内外の危機にその都度なんとか対処していかねば、どんなものごとでも続くものではない。その過程で今までとは違った方法や工夫が生まれる。続いているということは、そういう方法論を編み出している証拠なのだ。

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7月31日 小谷正一(イベントプロデューサー)

いつだって時代は過渡期だし、キャンパスは真っ白なんだよ

小谷 正一(こたに まさかず、1912年7月31日 – 1992年8月8日)は、日本のイベントプロデューサー。

小谷正一は「年越しの名刺を持たない男」といわれたように、一つの仕事を成し遂げると未練なく次の会社で仕事に取り組むというスタイルを貫いた人だ。
時代の過渡期に巡り会って縦横に仕事ができた幸運をうらやましがった後輩に向けて語ったのが冒頭の言葉である。そう、いつだって時代は曲がり角にあるし、いつだって過渡期なのだ。遅れてきた青年などはいない。真白いキャンパスに自由に絵を描こう。

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7月31日 サンテグジュベリ(作家、操縦士)

心だけが、正しくものを見ることができるのさ。本当に大切なものは目に見えないんだよ

アントワーヌ・マリー・ジャン=バティスト・ロジェ・ド・サン=テグジュペリ(1900年6月29日 – 1944年7月31日)は、フランスの作家、操縦士。郵便輸送のためのパイロットとして、欧州-南米間の飛行航路開拓などにも携わった。世界140カ国で出版されているベストセラー「星の王子さま」の著者。1900年生まれ、1943年に飛行機操縦時の事故で永眠。熟練のパイロットでもあった。

名著「星の王子さま」の大成功を見ることなく、飛行機事故で亡くなったサンテグジュベリ。この小説家のこの言葉が最も有名だ。見ることのできるものは大事ではない。見えないもの、心でしか感じ得ないもの、そういうものが本当に大切なのである。

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