1月11日 堀越二郎(航空技術者)

私の武器は、納得がゆくまで自分の頭で考えることだった。裏づけのない議論のための議論はきらいで、実物と実績で見てもらいたいという主義だった。、、これこそが、技術に生きる者のよろどころであることを身にしみて感得した

堀越 二郎(ほりこし じろう、1903年6月22日 – 1982年1月11日)は、日本の航空技術者。

堀越には「実物、実績、事実、現実」など「実」という言葉が多い。技術者の仕事にはいつもきびしい条件がつきまとう。その枠の中で最高水準の成果をだすためには、さらに「実」を越えた自由な着想、発想も求められるとも語っている。私たちの目の前の仕事も同じである。

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1月10日 高山樗牛(文芸評論家、思想家)

己の立てるところを深く掘れ、そこには必ず泉あらむ

高山 樗牛(たかやま ちょぎゅう、 明治4年1月10日(1871年2月28日) – 明治35年(1902年)12月24日)は明治時代の日本の文芸評論家、思想家。東京大学講師。文学博士。明治30年代の言論を先導した。31歳で夭折。

狷介でなかなかの難物だった高山樗牛だが、冒頭の言葉には惹かれる。己の立っている場所しか掘ることはできない。そこを深く、深く掘り進める。地下水に到達すると、その水はあらゆる分野につながっていることを発見する。それがわかるか、わからないかが勝負なのだ。

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1月10日 大隈重信(政治家、教育者)

予は朝にあるも野にあるも主義とする所は則ち一なり

大隈 重信(おおくま しげのぶ、天保9年2月16日(1838年3月11日) – 大正11年(1922年)1月10日)は、日本の武士(佐賀藩士)、政治家、教育者。

政治の表舞台と民間の表舞台でそれぞれ特筆すべき業績をあげた大隈の姿勢は終始一貫していた。日本の、社会の、現在と将来にわたる問題の解決である。企業や官庁などの組織では現場にいる時の問題意識を中枢に職を得たときにも持続する人は少ない。その役割に応じた言動をとる人の如何多いことか。我々は大隈のこの言葉をかみしめるべきである。

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1月9日 リチャード・ニクソン(政治家、第37代アメリカ合衆国大統領)

自分が大統領を狙わず、大統領職に自分を狙わせる。これこそ大統領になる最大のコツではないだろうか

リチャード・ミルハウス・ニクソン(Richard Milhous Nixon, 1913年1月9日 – 1994年4月22日)は、アメリカ合衆国の政治家。第37代アメリカ合衆国大統領。ニクソン大統領は、ベトナム戦争からの完全撤退、冷戦下のソ連とのデタント(緊張緩和)、中国との国交樹立などに尽力した。

1960年の大統領選では、選挙人の多い州を重点に回る選挙戦略をとったライバルのケネディに敗れたニクソンは、臥薪嘗胆の日々を送り、大統領職が自分をターゲットにするまでに自分を鍛えていった。1968年の大統領選で当選し第37代の大統領に当選する。ポストにふさわしい実力をつけることが、ポストにつくための戦略ということになるだろうか。

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1月9日 中川一郎(政治家)

真実一路。寒門に硬骨あり。

中川 一郎(なかがわ いちろう、1925年(大正14年)3月9日 – 1983年(昭和58年)1月9日)は、日本の政治家。

記念館は北海道十勝町広尾に悠然と建っている。中川が和服を着て佇んでいるような印象であり、思わず居ずまいをただしたくなるような建物である。

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1月8日 岩崎弥之助(実業家)

三菱の事業は一門のために経営するのではない。お前たちの中に国家のことを考えず、岩崎家のみを考える者があったなら、三菱は潰したほうがよい。このことを、しっかり腹に入れておくがよい

岩崎 弥之助(いわさき やのすけ、嘉永4年1月8日(1851年2月8日) -明治41年(1908年)3月25日)は、日本の実業家で、三菱財閥の2代目総帥。男爵。三菱の創業者・岩崎弥太郎の弟にあたる。

弥之助は焼け野原の土地を政府から高い価格で押しつけられた丸の内の土地を買ったとき「竹でも植えて虎でも飼うさ」と嘘ぶいていたという。冒頭の言葉は常に国家とともにあった三菱の神髄を示すものである。

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1月8日 周恩来(政治家)

改革といっても、革命といっても、自分から始める以外にない

周 恩来(しゅう おんらい、ヂョウ・オンライ、1898年3月5日 – 1976年1月8日)は中華人民共和国の政治家。

暴力ではなく、道義によって中国革命を成功させようとした周恩来は、自己を強化し自己を鍛え抜いていくことこそが大事であると信じている。全ては自分自身の問題だということを教えてくれる。

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1月7日 森 茉莉(小説家、エッセイスト)

辛いことがあっても、明日また太陽が出ると思えば堪えられる

森 茉莉(もり まり、1903年(明治36年)1月7日 – 1987年(昭和62年)6月6日)は、日本の小説家、エッセイスト。翻訳も行っている。

貧乏による恐るべき見すぼらしさの中で、王侯貴族のように意気軒昂さを堅持する楽観的で強靭な精神は、「文学者は、のたれ死にの覚悟がなければ」の決意の賜物であった。

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1月7日 岡本太郎(芸術家)

迷ったら、失敗する可能性が高い方、自分がダメになる方を選べ。そうするとエネルギーが湧いてくる

岡本 太郎(おかもと たろう、1911年(明治44年)2月26日 – 1996年(平成8年)1月7日)は、日本の芸術家。

非常に難しい問題でも早く決断できるようになる方法がある。どちらでもいい。そう信じることだ。自分が選んだ方が正解なのである。こういう岡本太郎の言葉は大学生には圧倒的に響く。

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1月6日 シュリーマン(考古学者、実業家)

目的の大きさに比例して努力・精進しなければならないのは、人生の鉄則だ

シュリーマン(ドイツ語: Johann Ludwig Heinrich Julius Schliemann, 1822年1月6日 – 1890年12月26日)は、ドイツの考古学者、実業家。幼少期に聞かされたギリシャ神話に登場する伝説の都市トロイアが実在すると考え、実際にそれを発掘によって実在していたものと証明した。

幼少期の志を持ち続け、そのための準備として苦心惨憺しながら資金を蓄える。50歳を前にして事業をすべて精算し、志の実現のために立ち上がる。そして伝説を実在の物語として証拠立てる遺跡を発掘することに成功する。小さな志ではなく大いなる志を身に宿したシュリーマンは、50年以上にわたる日記の習慣に代表されるようい大なる努力と精進の人であった。小さな志の人は小さな努力、大きな志の人は大きな精進を。冒頭の言葉によって後世の私たちは頭をガツンとなぐられる。

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