8月29日 ジョン・ロック(哲学者)

収入は、靴のようなものである。小さすぎれば、われわれを締めつけ、わずらわす。大きすぎれば、つまずきや踏み外しの原因となるのだ

ジョン・ロック(John Locke、1632年8月29日 – 1704年10月28日)は、イギリスの哲学者。主著『人間悟性論』(『人間知性論』)において経験論的認識論を体系化した。イギリス経験論の父と呼ばれる。

「美味とは食物そのものにあるのではなく、味わう舌にあるものである」という名言も面白い。味わう舌が問題だというのも、受け取る側の感覚が重視される。経験からいかに学ぶかも受け取る側の能力が問題となる。「経験論」は主体性がテーマだろう。そして「収入は靴と似ている」という比喩には膝を打つ。「身の丈」を重視せよということだ。ロックは、徹底した経験主義の人であった。

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【久恒啓一】
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