1月13日 丸木俊(洋画家)

やられる側の人間を美しく描きたい

丸木 俊(まるき とし、1912年2月11日 – 2000年1月13日)は洋画家である。

彼女とその夫・位里も1995年のノーベル平和賞候補に擬せられている。それほど世界の人々の心に響く作品を描いている。1月13日は丸木俊が没した日。

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1月12日 岡田三郎助(洋画家)

残るものは絵だけだよ。絵かきはそれで能(よ)いのだよ

岡田 三郎助(おかだ さぶろうすけ、明治2年1月12日(1869年1月22日) – 昭和14年(1939年)9月23日)は佐賀県に生まれ、明治~昭和にかけて活躍した洋画家である。女性像を得意とし、日本的な感覚の洋画に秀作を残している。東京美術学校(現・東京藝術大学)教授。第1回文化勲章を受章。 妻・岡田八千代は小説家・劇作家で、小山内薫の妹である。

画家、小説家など作品を創りあげる仕事は、その人の言動よりも、残した作品が重要だ。長く残り後世にも影響を与えるのは、画家の場合は絵である。岡田の寡黙はそういう考えの発露であろう。研究者として書籍を書くのも同じことが言える。後世に残る作品をものしたかという問いをかみしめたい。

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1月12日 立石一真(実業家)

大企業病。

立石 一真(たていし かずま、明治33年(1900年)9月20日 – 平成3年(1991年)1月12日)は日本の実業家。

「最もよく人を幸せにする人が最もよく幸せになる」と言い、障害者事業など社会貢献事業も展開していった。人のために頑張ることが自分のためになるという人生哲学である。

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1月11日 きだみのる(小説家、翻訳者)

一番重要なことは長生きだ。、、長生きすれば、いま生きている連中の正誤がわかる

きだ みのる(本名・山田吉彦、1895年(明治28年)1月11日 – 1975年(昭和50年)7月25日) は、鹿児島県奄美大島出身の小説家、翻訳者。代表作『気違い部落』シリーズは映画化もされた。

当時日本も前のめりになったイラク戦争は後になって大義のないことが判明した。2017年に100年を迎えるロシア革命によるソ連邦の崩壊も意外な結末だった。中国の文化大革命の評価も同様だ。時間の経過とともにしだいに真実がわかってくる。生きているわずかの時間では事件の意味や正誤はなかなか分からない。どのような分野においても歴史の審判を見届けるには時間がかかる。

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1月11日 堀越二郎(航空技術者)

私の武器は、納得がゆくまで自分の頭で考えることだった。裏づけのない議論のための議論はきらいで、実物と実績で見てもらいたいという主義だった。、、これこそが、技術に生きる者のよろどころであることを身にしみて感得した

堀越 二郎(ほりこし じろう、1903年6月22日 – 1982年1月11日)は、日本の航空技術者。

堀越には「実物、実績、事実、現実」など「実」という言葉が多い。技術者の仕事にはいつもきびしい条件がつきまとう。その枠の中で最高水準の成果をだすためには、さらに「実」を越えた自由な着想、発想も求められるとも語っている。私たちの目の前の仕事も同じである。

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1月10日 高山樗牛(文芸評論家、思想家)

己の立てるところを深く掘れ、そこには必ず泉あらむ

高山 樗牛(たかやま ちょぎゅう、 明治4年1月10日(1871年2月28日) – 明治35年(1902年)12月24日)は明治時代の日本の文芸評論家、思想家。東京大学講師。文学博士。明治30年代の言論を先導した。31歳で夭折。

狷介でなかなかの難物だった高山樗牛だが、冒頭の言葉には惹かれる。己の立っている場所しか掘ることはできない。そこを深く、深く掘り進める。地下水に到達すると、その水はあらゆる分野につながっていることを発見する。それがわかるか、わからないかが勝負なのだ。

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1月10日 大隈重信(政治家、教育者)

予は朝にあるも野にあるも主義とする所は則ち一なり

大隈 重信(おおくま しげのぶ、天保9年2月16日(1838年3月11日) – 大正11年(1922年)1月10日)は、日本の武士(佐賀藩士)、政治家、教育者。

政治の表舞台と民間の表舞台でそれぞれ特筆すべき業績をあげた大隈の姿勢は終始一貫していた。日本の、社会の、現在と将来にわたる問題の解決である。企業や官庁などの組織では現場にいる時の問題意識を中枢に職を得たときにも持続する人は少ない。その役割に応じた言動をとる人の如何多いことか。我々は大隈のこの言葉をかみしめるべきである。

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1月9日 リチャード・ニクソン(政治家、第37代アメリカ合衆国大統領)

自分が大統領を狙わず、大統領職に自分を狙わせる。これこそ大統領になる最大のコツではないだろうか

リチャード・ミルハウス・ニクソン(Richard Milhous Nixon, 1913年1月9日 – 1994年4月22日)は、アメリカ合衆国の政治家。第37代アメリカ合衆国大統領。ニクソン大統領は、ベトナム戦争からの完全撤退、冷戦下のソ連とのデタント(緊張緩和)、中国との国交樹立などに尽力した。

1960年の大統領選では、選挙人の多い州を重点に回る選挙戦略をとったライバルのケネディに敗れたニクソンは、臥薪嘗胆の日々を送り、大統領職が自分をターゲットにするまでに自分を鍛えていった。1968年の大統領選で当選し第37代の大統領に当選する。ポストにふさわしい実力をつけることが、ポストにつくための戦略ということになるだろうか。

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1月9日 中川一郎(政治家)

真実一路。寒門に硬骨あり。

中川 一郎(なかがわ いちろう、1925年(大正14年)3月9日 – 1983年(昭和58年)1月9日)は、日本の政治家。

記念館は北海道十勝町広尾に悠然と建っている。中川が和服を着て佇んでいるような印象であり、思わず居ずまいをただしたくなるような建物である。

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1月8日 岩崎弥之助(実業家)

三菱の事業は一門のために経営するのではない。お前たちの中に国家のことを考えず、岩崎家のみを考える者があったなら、三菱は潰したほうがよい。このことを、しっかり腹に入れておくがよい

岩崎 弥之助(いわさき やのすけ、嘉永4年1月8日(1851年2月8日) -明治41年(1908年)3月25日)は、日本の実業家で、三菱財閥の2代目総帥。男爵。三菱の創業者・岩崎弥太郎の弟にあたる。

弥之助は焼け野原の土地を政府から高い価格で押しつけられた丸の内の土地を買ったとき「竹でも植えて虎でも飼うさ」と嘘ぶいていたという。冒頭の言葉は常に国家とともにあった三菱の神髄を示すものである。

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