6月23日 荻野吟子(医師)

人と同じような生活や心を求めて、人々と違うことを成し遂げられるわけはない。これでいいのだ

荻野 吟子(おぎの ぎんこ(本名:荻野ぎん)、1851年4月4日(嘉永4年3月3日) – 1913年(大正2年)6月23日)は、近代日本における最初の女性の医師である。日本初の女医として有名な人である。この人の人生はまことに凄まじい。

埼玉県熊谷市俵瀬の荻野吟子記念館でじっくりと人生を眺めると、苦労の連続の激しい一生に頭がさがる。人と違うことを成そうとするからには、人と同じ安穏な生活を望んではならない。これでいいのだときっぱりと言う荻野吟子は志の女性だ。

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6月22日 フンボルト(言語学者、政治家、貴族)

人間が幸せか不幸せかは、人生に起きる出来事をその人がどうとらえるかであり、起きた出来事自体はそれほど関係はない

カール・ヴィルヘルム・フォン・フンボルト(Friedrich Wilhelm Christian Karl Ferdinand Freiherr von Humboldt、1767年6月22日 – 1835年4月8日)は、ドイツの言語学者・政治家・貴族。フンボルト大学(第二次大戦後にベルリン大学を改称)の創設者。

同じ出来事でも後ろ向きにとらえるか、前に向きにとらえるかで、その意味は全く違ってくる。そのとらえ方は、やはり性格によるのではないか。出来事は中立だ。悲観的な人は常に悲観し、楽観的な人は常に楽観する。様々な公職を経験したフンボルトは、新しい仕事とその課題を面白がって解こうとしたように感じる。

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6月22日 高田 好胤(僧)

かたよらない こだわらない とらわれない心

高田 好胤(たかだ こういん、1924年(大正13年)3月30日 – 1998年(平成10年)6月22日)は、法相宗の僧。本名は高田好一。写経勧進というユニークな方法で荒廃していた金堂、西塔、中門、回廊などの再建を実現、再建は法隆寺の宮大工としてその名を知られた西岡常一が手がけた。ユーモアあふれる法話は人気が高く、「心―いかに生きたらいいか」「道 本当の幸福とは何であるか」など著書も多い。6月22日、寂す。

高田後胤のわかりやすい説法は子供の頃に記憶がある。「かたよらない、こだわらない、とらわれない」とは、色々な解釈はあるだろうが、今の私には、リーダーの心すべきことのように聞こえる。

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6月21日 林子平(経世論家)

親もなし妻なし子なし板木なし 金もなければ死にたくもなし

林 子平(はやし しへい、元文3年6月21日(1738年8月6日) – 寛政5年6月21日(1793年7月28日))は、江戸時代後期の経世論家。

林子平は禁固となって1年後に没した。死後10余年、北辺にロシアの影があり、当時の世人は奔放不羈の人・林子平の先見の明をようやく知った。板木とは木版印刷に使う版木のことである。海防の必要を説いた『開国兵談』は出版してくれるところがなく、林子平自らの手彫りであった。その板木が焼かれたのであるから、その心境は察するにあまりあるが、この歌には悲愴感はなく、ユーモアと皮肉が込められていて、親しみを感じる。

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6月21日 マキャベリ(政治思想家、外交官)

新しい秩序を打ち立てるくらい、難しい事業はない

マキャベリ(1469年5月3日 – 1527年6月21日)は、イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。著書に「君主論」がある。

頼朝は「このたびのことは天下の草創なり」と幕府開設の意義を語った。家康の幕府開府も同じであり、明治維新も同様に、新しい秩序の創造は難事業であることは間違いない。政権は崩壊させられる。しかし、新しい建設こそは最大の難題である。

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6月20日 丸木位里(日本画家)

人間、腹が立つこと、これじゃいけんと思うこと、いっぱいあるでしょう。日々、それと闘うことで、死ぬまで生きていける。腹が立たなくなったら人間おしまい。生ける屍です

丸木 位里(まるき いり、1901年6月20日 – 1995年10月19日)は、日本画家。妻・丸木俊と共作の『原爆の図』が有名。

水墨の名手丸木位里と力強いデッサン家丸木俊の「原爆の図」美術館で、15部の屏風図の連作を観た。墨一色の画面に、必要に応じて紅を使う。アウシュビッツ、南京大虐殺、水俣、原発、三里塚などの図も展示されている。惨劇の迫力に感じ入る。
夫婦そろって1995年のノーベル平和賞候補に擬せられている。1996年には朝日賞を受賞。
「怒り」こそが生きるエネルギーだ。腹を立てよう!

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6月20日 徳川吉宗(第8代将軍)

困った時にうつ向く者は役に立たぬ。困った時あお向く者が役に立つ

徳川 吉宗(とくがわ よしむね、貞享元年10月21日(1684年11月27日)- 寛延4年6月20日(1751年7月12日))。徳川中興の名主。越前国葛野藩主、紀州藩主を経て、第8代将軍。幕府権力の再興に務め、増税と質素倹約による幕政改革、新田開発など公共政策、公事方御定書の制定、市民の意見を取り入れるための目安箱の設置などの享保の改革を実行した。破綻しかけていた財政の復興などをしたことから中興の祖と呼ばれ、江戸時代を代表する名君の一人。享年68。

困った時に、困る人は、困った人だ。窮地に立ったとき、上を向き、前を見る人こそ、師とし、友とし、部下とすべきである。

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6月19日 太宰治(小説家)

きょう一日を、よろこび、務め、人には優しくして暮らしたい

太宰 治(だざい おさむ、1909年(明治42年)6月19日 – 1948年(昭和23年)6月13日)は、日本の小説家。主な作品に『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『人間失格』がある。

生きにくい太宰の作品に書かれている、人間の弱さ、悩みは、執筆当時よりもさらに生きにくい世の中になっている今の時代に若い読者の共感を呼ぶだろう。「生きるという事は、たいへんな事だ。あちこちから鎖がからまっていて、すこしでも動くと、血が噴き出す」という太宰は優しい人だった。

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6月19日 竹下登(政治家)

汗は自分でかきましょう。手柄は人にあげましょう。そしてその場で忘れましょう

竹下 登(たけした のぼる、1924年(大正13年)2月26日 – 2000年(平成12年)6月19日)は、日本の政治家。

自分で汗をかいて人に手柄をあげてすぐに忘れる。これを長い間、実践してきた。それが竹下の流儀だ。なかなかできるものではない。竹下の偉さはそれに徹したことである。

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6月18日 古賀春江(洋画家)

空想だ、想像だといっても追想だ。だから私は自然にふれる事を第一としてそれから否それが全部だ

古賀 春江(こが はるえ、1895年6月18日 – 1933年9月10日)は大正から昭和初期に活躍した日本の男性洋画家である。

パトグラフィという学問分野がある。文学・芸術・思想などの精神的所産の作者について、精神病理学的な考察を行って作者の人格が、作品が作られる上にどのような意味を持つかを明らかにする分野である。作品の根源の秘密を探ろうとする方法を用いており、病跡学という。主として芸術家について、その精神状態と作品との関係を精神医学的立場から研究する学問だ。文学者、思想家についての研究は多いが、画家や音楽家については言葉がないので内面を推し量るのに困難が伴うので少ない。古賀の場合は、百篇ほどの詩が残っている。古賀春江は優れた詩人であり、詩境を絵にした人である。

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