7月13日 青木繁(洋画家)

われは丹精によって男子たらん

青木 繁(あおき しげる、1882年(明治15年)7月13日 – 1911年(明治44年)3月25日)は日本の洋画家。

『海の幸』という神業のような作品を思い出すと、心をこめて丁寧にという意味の青木繁の「丹精」という言葉に納得する。日々の毎日、そしてその集積である人生という作品も丹精という言葉をかみしめてつくりあげたいものである

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7月13日 森嶋通夫(経済学者)

人口の量と質が決まれば、それを使ってどのような経済を営めるかを考えることができる。重要なのは経済学ではなく、教育学である

森嶋 通夫(もりしま みちお、1923年7月18日 – 2004年7月13日)は経済学者。大阪府生まれ。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)名誉教授・元LSE Sir John Hicks Professor。大阪大学名誉教授。 イギリス学士院会員。

組織や集団を構成する人間の「量と質」が決まれば、どのような経済を営むかという経営戦略が決まる。重要なのは人間をつくる教育である。

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7月12日 西竹一(陸軍軍人、華族)

We won.

西 竹一(にし たけいち、1902年7月12日 – 1945年3月22日)は、日本の陸軍軍人、華族(男爵)。最終階級は陸軍大佐。愛称・通称はバロン西(バロン・ニシ、Baron Nishi)。1932年 ロサンゼルスオリンピック馬術障害飛越競技の金メダリスト。

私(I)が勝ったのではではなく、私とウラヌスの我々(We)が勝ったと優勝インタビューで答えた。最高の舞台に立ったときの西竹一の言葉が、西伝説を生んだのだ。

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7月12日 鈴木大拙(仏教学者)

成長はまたつねに苦痛をともなう

鈴木 大拙(すずき だいせつ、本名:貞太郎(ていたろう)、1870年11月11日(明治3年10月18日) – 1966年(昭和41年)7月12日)は、禅についての著作を英語で著し、日本の禅文化を海外に広くしらしめた仏教学者(文学博士)である。

苦痛とは天の意志である。苦しめば苦しむほど人格は深くなり、その深まりとともにより深く人生の秘密を読み取るようになる。苦しみと悲しみが深くなければ真実の人生を味わうことはできない。苦痛とは成長のことである。

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7月11日ユル・ブリンナー (俳優)

頭に毛があろうと無かろうと肝心なのは頭の中身なんだ

ユル・ブリンナー(Yul Brynner, 1920年7月11日 – 1985年10月10日)はロシアのウラジオストク出身の俳優である。

高校時代、校内新聞に「髪を伸ばすより頭を伸ばせ」という言葉が載ったことを思い出した。私の通った高校はぼうず頭が普通だった当時としては珍しく長髪をゆるす自由な校風だった。ぼうずか長髪かという議論があったが、ある女高生がこの言葉を載せて、感心したことがある。外見ではない、頭の中身が肝心だというこの言葉が、あの見事なはげ頭のユル・ブリンナーからでると、ユーモラスで思わず笑みがこぼれる。

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7月11日 佐久間象山(藩士、兵学者、朱子学者、思想家)

凡そ学問は必ず積累を以てす。一朝一夕の能く通暁するところにあらず

佐久間 象山(さくま しょうざん/ぞうざん、文化8年2月28日(1811年3月22日)- 元治元年7月11日(1864年8月12日))は、江戸時代後期の松代藩士、兵学者・朱子学者・思想家。京都で暗殺される。享年54才。

コツコツ積み上げていく、尺取り虫のように少しずつ前に進む、長い年月を費やす、こういう姿勢なくして学問は完成しない。

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7月10日 今和次郎(民俗学研究者)

考現学は、時間的には考古学と対立し、空間的には民族学と対立するものであって、もっぱら現代の文化人の生活を対象として研究せんとするものである

今 和次郎(こん わじろう、1888年(明治21年)7月10日 – 1973年(昭和48年)10月27日)は、民俗学研究者。

今和次郎は、26歳で早稲田大学の講師になり、32歳で教授、40歳で結婚、71歳で定年退職、85歳で亡くなるまで教壇に立ち続けている。この人はジャンパー姿がトレードマークだった。この庶民的な姿で現場を歩いていったのだ。

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7月10日 井伏鱒二(小説家)

花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ
井伏 鱒二(いぶせ ますじ、1898年(明治31年)2月15日 – 1993年(平成5年)7月10日)は、日本の小説家。本名は井伏 滿壽二(いぶし ますじ)。広島県安那郡加茂村(現・福山市)生まれ。筆名は釣り好きだったことによる。7月10日、95才で没。
明治生まれで95才まで書き続けたこの作家は、多くの人との別れを経験している。于武陵に「酒を勧む」という漢詩がある。「君に黄金の杯を勧める このなみなみと注がれた酒を断ってはいけない 花が咲くと雨が降り、風も吹いたりするものだ 人生に別離は当然のことだ」。この漢詩を井伏鱒二は「この杯を受けてくれ どうぞなみなみ注がしておくれ 花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ」と名訳した。友に発した「今を、この時間を大切にしよう」というメッセージである。
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7月9日 神谷正太郎(実業家)

経営者には六段階の時期がある。社長個人でお金を儲けようとする時期。会社として利益を生み、蓄積を考える時期。売上高や社員を含めて、会社全体を大きくしたいと願う時期。人や組織作りに一生懸命になる時期。業界や、世のため、人の為に尽くす時期。死んだとき悪口をいわれないように務める時期

神谷 正太郎(かみや しょうたろう、1898年(明治31年)7月9日 – 1980年(昭和55年)12月25日)は日本の実業家。トヨタ自動車販売(現・トヨタ自動車営業部門)社長・会長・名誉会長。

「私は自信をもってこの車(初代カローラ)はご披露する。、、、将来、この車を世界のファミリーカーに育て上げるつもりである」といった神谷正太郎は、トヨタ自動車系ディーラーの礎を一代で築き上げ、その豪腕から「販売の神様」と称された。神谷正太郎の創業者型の経営者進化論は腑に落ちる。成功を実現した後は人づくりと社会貢献にいそしむ。最晩年の「死んだとき悪口をいわれないように務める時期」では何をすべきだろうか。

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7月9日 森鴎外(小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医)

文机の塵はらひ紙のべて物まだ書かぬ白きを愛でぬ
森 鷗外(もり おうがい、1862年2月17日(文久2年1月19日) – 1922年(大正11年)7月9日)は、日本の明治・大正期の小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医(軍医総監=中将相当)、官僚(高等官一等)。位階勲等は従二位・勲一等・功三級・医学博士・文学博士。本名は森 林太郎(もり りんたろう)。
文豪・鴎外が昼間の役所での仕事を終えて、夜の執筆にあたっての心境がこの言葉である。創造の神聖さと向き合う喜びが伝わってくる。真っ白な原稿用紙に一人向かう幸福な時間である。「私は長いこと、本職の余暇にいろいろな文学活動もやってきたが、それをほめてくれる人はいなかった」という意外な述懐を述べていた鴎外には、このような幸せな時間があったのだ。その鴎外は、生きている間は軍人としての人生を全うし、死後は文人として名を残したいと願ったのであろう。
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